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だいたい,学校教育の中で常に陽が当っているのは算数/数学と外国語(英語)で,国語・社会・理科は日陰の方の教科であろう。何らかの皺寄せを喰うのは決って後者である。だが,社会生活上の基盤知識としてはそちらの方が必要ではないかと思っている。
現代の文明は科学技術によって支えられている。(この場合の「科学」は狭義の,自然科学という意味である。)平衡論を好む筆者は,自然科学の進歩は危機感覚の麻痺と表裏一体の関係にあると考える。潜在的な危険性を増加させずに便利になるということはないと思うからだ。従って簡単な理屈を無視して技術の恩恵,利便性だけを享受しようというのは虫がよすぎる。(子どもはゆるすが,大人はゆるさない。)ゆえに,少しは学校で身につけろ,となる。 先日,高校の部室で爆発事故があった。たいていのスプレー罐には噴射ガスとしてLPガスが使われている。実際,その辺のスプレー罐を見れば「高圧ガス」「LPガス(LPG)」「火気と高温に注意」と書かれている。LPGは液化石油ガス(液化“プロパン”ガスでないことに注意。もっともすべて石油から造っているわけではない。)の英語頭文字で,プロパンガスやブタンガス(の混合ガス)を指す。これは燃料そのものだ。#LPGのメリットは常温・数気圧で気体を液体にでき,容易に体積を約250分の1にできるということ# 都市ガス(熱量調整のためLPGを含む。)同様燃やされたり,タクシーを走らせたりする奴だ。そんなもの密閉空間に貯めて火を点ければ爆発する。それくらい弁えてからタバコを喫め。 【スプレー罐の取扱い注意】 火のあるところで使わない コンロの側や車の中など高温になるところに置いておかない できれば風通しのよいところで使う 【その他の危険行為】 スプレーを十秒以上体の同じ場所に近距離から吹付け続ける ドライアイスを壜やペットボトルに詰める 部屋を冷そうと密閉してドライアイスや液化窒素などを大量にまく など 筆者は個人的に電気をそのまま熱に替えるのが好きではない。従って,熱エネルギー(加熱・給湯・暖房等)を得たいときには都市ガスを利用したい。#灯油は灯油で嫌い# しかし,空気環境の点では電気が圧倒的に有利である。ガス機器メーカーの不適切な対応や日本料理店での死亡事故がニュースになっているが,これらCO(一酸化炭素)中毒はガス等の燃料なればこその事故で,基本的に電気なら発生しない事故だ。(電気は電気で別のリスクがあるが。)#よって住宅環境や住人の事情等を十分考慮されたい,見かけの費用だけに捕われず。オフィスビルなどはCO濃度の基準が10ppm以下となっているが通常は測定しても観測されない。発生源は喫煙者くらい# というわけで敢て固形・液体・ガス燃料を燃やす場合は排気とともに吸気に注意されたい。最近の住宅ではガス給湯器(湯沸し器)が室外に設けられることがほとんどだが,室内にある場合は要注意。そういうとき,例えば東京ガスにCO警報器をつけるよういわれるが(無論つけた方がよいが),つけたからといって注意を怠ってよいことにはならない。#安全装置や制御装置によって安易にリスク回避するがこれは危険を潜在化したに過ぎない。したがって筆者は国電に駆込乗車しない# 【室内の給湯器(湯沸し器)】 煙突がきちんと機能するか注意(接続・鳥の巣・強風など。換気扇は密閉空間では逆効果) 吸気に一層注意(窓開けなど) CO警報器を設置する(つけても安心しない) 【室内の小型給湯器(よく流しにあるやつ)・加熱器・ストーブなど】 換気をよく計る(排気は換気扇,吸気は窓開け,など) 連続して長時間使わない CO警報器を設置する(つけても安心しない) 【その他】 臭いには敏感に(異状を察知) COはほんのちょっと空気より軽い無臭の気体で有毒 ちょっとでも気分が悪くなったら火を消して外に 煙突や室外給湯器の傍の窓は閉めておく たとえメーカーに責任があっても,被害を受けるメリットはない。少しは義務教育でも理屈とともに触れてね。 Excite エキサイト : 社会ニュース リンク: 日本LPガス協会 リンク: 東京ガス(ガス利用ガイド)
by schu_konev
| 2006-07-17 23:55
| 随想・随鍵・拙作
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